光を操る工学―フォトニクスは様々な分野で応用されています。カメラ、ディスプレイ、ネットなどの通信、DVD、計測など電気・電子に次いで幅広く応用されている分野です。私も日常生活や仕事上でフォトニクスの恩恵にを受けていますが、あまり理解せずに使っているものも少なくありません。
このようなこともあり、私はフォトニクスについて改めて勉強したいと思い始めました。フォトニクス分野は多くの理論が体系的に確立しておりますが、逆にその分学ぶことが多く教科書の1ページ目から順を追って勉強するのは非常に大変です。レンズの公式などまで読んでなるほどと思いつつも、あと200ページも読むのか...と思い挫折していました。
そこで、1ページ目から読むことをやめ、興味のある技術を選びそれを支える基礎理論を勉強するという手法で進めていこうと思います。これにより体系的ではないですが、モチベーションを持続させることができます。基礎を積み重ねて学ぶわけではないのでいきなり理解ができるのかという不安もありますが、研究室に配属された学部生などもよくわからないけど研究室で行っている研究から勉強にとりかかるのでたぶん大丈夫でしょう。
これから順次興味のあるトピックを上げそれを支える理論について勉強したことを書いていきたいと思います。